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ノヴァークさんの感想です。
■パヴェル・ハース・クァルテット(12/9サルビアホール)
※出演者は12/7と同じ。
ウェーベルン/弦楽四重奏のための5つの楽章
ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第2番 イ長調
シューベルト/弦楽四重奏曲第15番 ト長調
(アンコール)
ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」より 第4楽章
「クァルテットの殿堂」をうたう鶴見のサルビアホールは、一度訪れてみたかったホール。なかなか機会がなかったが、今回PHQが登場ということで、思い切って足を延ばしてみた。JRで行けば川崎の1つ先なので、ミューザに行くことを思えば、平日夜でも思ったほどハードルは高くない。とはいえこの立地で、これで70回目を数える「サルビアホール・クァルテット・シリーズ」が続いているのはちょっとした快挙だろう。小ぢんまりとしてシンプルな全100席の空間は小編成の音楽にはうってつけで、もし地元にこんなホールがあったら、もっと早くに室内楽の魅力に目覚めていたかもしれない。
さて、この日はまずウェーベルンから。短い5つの楽章から成る10分ほどの曲で、先日聴いたバルトークをさらに研ぎ澄ませ結晶化させたような響き(作曲年代はこちらの方が先だが)。音楽というよりは居合術の申し合いでも観ているような気分で、「緩」と「急」を瞬時に切り替える奏者たちの反射神経の鋭さと、合奏技術の精度を感じるべき作品。
続いてショスタコーヴィチ2番。第1楽章の冒頭、開放的な主題を歌い上げるヴェロニカの、迷いのない一途なボウイングが胸を打つ。ほかの3人がオルガンのように静謐な持続音を弾き続ける中、第1ヴァイオリンが朗々とレチタティーヴォを独奏する第2楽章も印象深く、ヴァイオリニスト・ヴェロニカのポテンシャルが全開である。
やはりこの楽団のキモは、創設のきっかけでもあったというヴェロニカの弦楽四重奏への溢れる愛情と、私生活のパートナーでもあるチェロのペテルとの強固なホットラインであり、その熱量をほかの2人がバランサーとしてしっかりサポートしている…という印象を受ける。
弱音器を着けた第3楽章は、ショスタコらしいくぐもったシニカルなワルツ。第4楽章は労働歌をもじったような息の長い主題が提示され、それが様々なデザインに変奏されてゆく。チェロが高速パッセージでシャウトする場面などはほとんどロックのようで、凄まじいライブ感に圧倒される。これまで未知の作品だったけれど、これはショスタコの才気煥発ぶりを再認識させられる傑作である。バルトークやウェーベルンが主に「技法」という側面から弦楽四重奏の可能性を広げたのに対し、ショスタコーヴィチは「様式」という側面から弦楽四重奏の再構築を試みたように思える。
休憩後の後半はシューベルト15番。演奏開始と同時に客席で携帯のバイブ音が鳴り出すという不運をものともせず、エネルギッシュで胸が熱くなるようなシューベルトが展開された。勢いだけでも、また情感だけでも乗り切れない難曲だが、壮大さと繊細さを往き来する音楽の器の大きさに相応しい、柔軟かつダイナミックなパフォーマンス。第2楽章ではチェロの曇りのない歌心に聴き入り、何度となく襲う痙攣のようなトレモロの烈しさに震える。同じくチェロが先導した第3楽章中間部の愉しさ。シューベルトらしい転調が綾なす第4楽章の疾走感。カルテットの醍醐味が詰まった、タフで充実した約50分間だった。
大曲の後で、さすがにアンコールは無しかと思いきや、ドヴォルザーク「アメリカ」から最終楽章という大サービス。聴き応え十分の一夜となった。この日のPHQは、「熟成感」よりもむしろ、サウンドの輝かしさや艶やかさが前面に出ていて、2日前とは別のカルテットを聴いているようだった。それはプログラムの違いもあるだろうが、ホールの違いも大きな要因だと思う。短期間に聴き比べると、トッパンホールは良くも悪くも上品に響き、サルビアホールは良くも悪くも混じりっ気なく響く。演奏者の実力がストレートに反映され易いであろう後者は、なるほど「クァルテットの殿堂」と呼ぶに相応しいかも。
「音楽の友」1月号に批評が掲載されました。
まさしさんの感想です。
多摩大学教授・樋口裕一さんのブログで紹介されました。
saraiさんの感想です。
ゴンチさんの感想です。
take4さんの感想です。
ろんのたんのさんの感想です。
サルビアホールでパシフィカQのショスタコーヴィチ(11、13、14、15番)長い旅路の最終回しか聴けなかったけれど、その響きを耳にした途端、幸せを噛みしめずにはいられなかった。通奏する暗さの中の活気と静謐、この上ないアンサンブルで瑞々しさや味わいのいや増す素晴らしい演奏に感謝!!
クラシカル・ウォッチさんの感想です。
saraiさんの感想です。
ウッスーさんの感想です。
take4さんの感想です。
take4さんの感想です。
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